証券仲介業

対象となる金融商品

団塊世代への提言 

お取扱商品に対する、以下の説明は、商品の良し悪しを言っているのではなく、あくまでも私が自分の
資産を運用する場合の経験に基づく個人的見解です。私自身、気が乗らないものはお客様にもお奨めし
ないが基本方針です。

現物取引
    東証、大証、名証に上場の一部・二部・新興市場など全ての株式。
信用取引
取引所が指定する制度信用銘柄に限ります。証券会社が指定する一般信用取引銘柄は扱いません。制度信用銘柄は上場会社としての一定の基準を得て取引所が認めている銘柄で、新規売り(つなぎ売りを含む)が出来るものです。成熟した株式市場では株は下がったら買いから入り、上がったら売りから入るテクニックが必要です。又、持っている株式をつなぎ売りす る場合もあり、株取引には欠かせません。信用取引といえば僅かの資金で取引が出来ることから投機的要素が高いとされますが資金に対して常に一倍で現物株と同じ方法でリスクの軽減を図ります。一般信用銘柄は、新規買いしか出来ず、一方通行の過大な仮儒を生みます。大商いで上昇中は売り抜けられますが、所詮「ババ抜きゲーム」です。宴の後は「自分の持っている株だけなぜ戻らない?」の長期低迷です。ライブドア事件以後の新興市場の下げ相場がいい例です。
先物・オプション取引(日経225先物取引・日経225mini・TOPIX先物取引)
現在の金融・株式市場は世界中がリンクして眠らないマーケットです。日本の市場も寝ている間の欧米のマーケットの結果に大きく左右されます。内外の先物市場を抜きに相場は語れません。制度的に僅かの資金で出来るリスクの高い取引となっておりますが、資金の100倍、1000倍の取引をするから危険なので、資金を用意して一倍のリスクでやればよいのです。例えば日経225ミニで10万円で18000円の日経先物を1枚売り買いするするのではなく180万円証拠金を入れて1枚の取引をすればよいのです。儲けが100倍なら損するリスクも100倍です。もっとも納得ずくの投機はこの限りではありません。お客様がご自信の投資能力に応じた倍率を決めればよいのです。これは信用取引、外国為替取引も同じです。
外国為替保証金取引
外国為替市場で個人の外国為替保証金取引が一大勢力となりつつあります。保証金や証拠金取引は実際に投下資金の何倍何十倍の取引が出来る制度なので常に過大なリスクが伴います。しかしこれ等も現物株と同じに一倍の取引なら現物株を買うのと同じリスクで済みます。私は海外旅行の準備に年に数回程度取引をします。損をしても、最悪海外旅行で使えばよいからです。
債券(国債)類
購入して満期まで持てば、元本保証です。しかし金利情勢で既発債はその時の利回りにあわせて額面を上回ったり、割れたりします。何かの折にお金が必要の時、時期が悪ければ損もします。基本的に銀行や証券会社でいくらでも買えますが、私は休むときは現金です。
投資信託
証券仲介業が銀行やその他金融機関にも解放され、いまやどこでも買える時代になりました。長い間、証券界に居ると満期になっても元本割れで償還延期があったり、少々値上がりしても募集手数料や解約手数料で思わぬ損が出たこともあったり、何よりも他人任せの運用が気にいりません。自分の資産は自分で守るが基本方針で、投信の勉強をしてこなかったのでお客様にお奨めしません。最近投信の募集に関するトラブルがよくニュースになっております。膨大な個人の現金資産を狙った、にわか仕立ての二級証券外務員によるマニュアル片手の過当販売競争の姿が目に浮かびます。投資信託の良否を論じているのではありません。あくまでも私自身ならやらないというだけの問題です。 

僕が辿った「逆転の発想」は振り返ってみて大きく二つのことで現在満足しています。
株式投資は証券会社の社員として規制がありましたが、常に自分の資産形成のあり方は真剣に考えてきました。
株式投資が出来ない中で、インフレを予期して出来ることはゴルフの会員権投資と持ち家でした。どちらもプレーしながら、住みながら資産が膨れました。

その1 バブルの頂点で持ち家、ゴルフ会員権をすべて売りました。
動機は簡単でした。僕の持っていたゴルフ会員権が狂乱で100倍になっていたからです。会員権を買えば上がるので僕の友人など最初の会員権を担保に次々と買いあさり、親亀の背中に小亀・孫亀を乗せて資産が何十倍になったと有頂天になっている異常さに売り時と決めすべての動産、不動産を手放しました。持ち家もローンが残っておりましたが、ローンを返して余りある値上がりでしたので処分して賃貸に移りました。周りからは「まだまだ上がるのに馬鹿だなー」といわれ、ゴルフの会員権も結果的に毎日上がるので130倍位で売れたのですが1ヶ月もたたないうちに200倍近くまで値上がりし、友人からも「ほら見ろ」といわれました。しかし異常なバブルに対して僕にはひとつの信念がありました。@インフレはものを買って持っていたら値上がりするので借金しても買うべきというのは正しいが、この狂乱物価はやがて鎮静化する。A先進国で日本だけが人口が減り続ける。人口が減れば両親の住んでいる家と自分の家の二つは要らない。当然消費に関しても減退するのでデフレになる。デフレは現金ポジションを高めるのが一番。B不動産を見ても銀行のパイプが閉まり始めているのに、熱くなっているので下がらないが「山高ければ谷深し」でいずれ暴落する。Cいったんバブルが崩壊すれば回復まで10年はかかる。この固い決意で、以後10年間もっぱら株は「上がればから売り」を繰り返しました。その後どうなったかは皆さんが歴史の生き証人ですが、前述のゴルフの会員権の友人はその後の暴落で借金だけが残り会社も倒産してしまいました。また、関西の一料亭の女将が相場の神様と新聞テレビではやし立てられ何百億を動かし、銀行が押しかけるニュースが伝えられておりましたが、宴の後はすべてを失い銀行員とつるんだ背任などで司直の手にかかるなど、何年も何年も株も不動産も「また下がった」の暗いニュース続くことになりました。
その2 ウインドウズ95でネット入門
これからはネットの時代を予感して中年男が秋葉原の「パソコン教室」の門をくぐりました。たまたまその姿がテレビ会社の目に止まり、中年男の悪戦苦闘のドキュメンタリー番組を作ることになりました。3ヶ月の期間で1日15時間くらいパソコンに向かい、3ヶ月目の打ち上げには、自力でホームページを立ち上げ90分のドキュメンタリー番組が無事に放映されました。テレビ会社は僕が失敗する姿を想定して撮影に入ったのですが、結果的にはものにしたおかげで、90分中半分以上画面に出ずっぱりになりました。人がやらないことにチャレンジしたおかげで、この時期マイクロソフトがインターネットに進出することになり、全国の家電の店頭のデモンストレーション用CDに他の殆どが著名な会社のホームページの中に僕のホームページも取り上げてもらいました。中高年からはじめてもものにならないなどと冷やかされたものでしたがかえって闘志が沸き、頑張ったことが今になってみればよかったと思っております。あの時インターネット時代の来ることを確信して飛び込んだお陰でネット証券と取引できています。
    
やがて現役を離れた後の僕のリタイア後の資産に対する考え方はこれからリタイアされる団塊世代の皆さんに必ずお役に立つものと確信し披露します。
お金は「おあし」
よく出費は驚くほど早く沢山出て行くので「おあし(お金には足がある)」といわれますが、収入がなくなってみて、減り具合の速さに青くなりました。普通年金では足りませんから退職金などを振り向けて計画を立てるのですが、平均寿命まで20年近くのこしてリタイアして1〜2年で先の見通しが立たない程の勢いで減っていき、根幹からプランを練り直しが必要となりました。限られた資産で残りの人生を過ごすためには、出だしは今までの生活と比べ収入がない分、断層的に生活のレベルを落としてスタートし様子をみるべきです。
住宅ローンはリタイア時残0が理想
僕の友人は会社時代にバブル期だったので分不相応の金額の家を建てました。リタイア後も毎月高額の支払いが残り、その後の不動産の暴落で、インフレによる資産価値も無くなり、2〜3年で家を処分し、田舎の引越しました。なにせ老後が長いので、持ち家はリタイア後に過大な負担にならないよう、現役時代から十分考えた資産形成が必要です。その友人も、60過ぎてから借金が無いことがどれほど精神的に楽か、寿命が延びた気がするといっておりました。                                     
また、社員と違い出世して役員になったものも、退任後苦い思いをしたものが多くおります。会社によっては取締役になると自社株を待たすところもあります。就任した時期が悪いと高値を取得することになります。取締役の任期は2年です。再任されるとは限りませんから場合によっては短期で退任し、株や持ち家の借金だけが残るケースもあります。こうなると出世も運次第ということになります。
「増やす」より「減らさない」が鉄則
僕は毎年が元旦に、その年の予算を立てます。旅行その他もろもろの計画を立て、3ヶ月ごとにチェックします。その時点で予算がオーバーしていたら、その後の予定をひとつ減らして枠内に収めます。もちろん使った分減るわけですが、証券会社の出身なので、真剣に証券投資をやっております。僕の場合「増やす」より「減らさない」は元本を減らさないことを心がけており、結果的に年末に元を食っていなかった年は「やったー」と思いました。これは理想ですが、食いつぶしていく場合はなお更予算を厳守してオーバーするときはどこかで我慢して予算内に抑えるべきです。
リタイア後の生活設計は現役時代に青写真を
なんといっても長寿時代です。定年延長など人手不足の解消策も講じられておりますが、全員に再就職がある訳でもありません。ある程度定年が近づいたら、分相応の青写真を描いて無理のない生活設計をたてることを薦めます。
自分にあった資産運用を
団塊世代の資金を狙って金融機関が導入を競っております。安全と思って買った投資信託が大幅額面割れして思惑が外れている投資家も沢山出ています。ここでは僕自身の自分の資産の運用に対する考え方を述べます。人それぞれ違いますのであくまでも参考意見です。僕は資産のすべてを現金か株式にしております。株価の位置により現金100%にしたり株の比率を高めたりしております。現物は年に2〜3回大きな波を拾います。頭の体操で日経先物を全体の4分の1位の資金で遊んでいます。米国株がくしゃみをすれば日本株は風邪を引くといわれておりますから、米国株のすべてが読めない以上資金はつぎ込まないことにしております。                                      
投資信託は一切買いません。この理由は他のページを参考にしてください。国債や社債も一切保持しません。買ったものを満期まで、持った場合にのみ元本が保証されますが、買った時の金利情勢で既発債は毎日価格が変動しており、途中では元本が上がっていることも、下がっていることもあり、お金が急に必要な場合、元本が戻ってくる保障がありません。だから僕は金利が付かなくともすぐ動ける現金ポジションにしております。あくまでも自分にあった分散投資を心がけ、結果責任は自身にあることを肝に銘じ、間違った場合の責任を他人の所為にしないことです。

株式投資の手法

僕は証券会社勤務期間に他の営業マンがやらない様々な投資手法を使いました。別ページで紹介した「から売り」(信用取引の買いについては「から買い」とはいいません。言葉が悪い響きを持っていますが、どちらも「新規買い」「新規売り」が正しいのです。)はその最たるものですがそのほかにも必ず実行したことがありました。分かっていても出来ない「逆転の発想」をいくつかを紹介します。

信用取引は一ヶ月以上伸ばさない。
通常の信用取引は期日が6ヶ月ですが新人の頃訳も分からず期日いっぱい引っ張ってもマイナスが大きくなるだけでろくな結果が得られなかったので爾来信用の期日は僕と顧客の間で一ヶ月と決めて取引しました。丸々引っ張るより損が少なく、残りの5ヶ月間に十分のリカバリーのチャンスがありました。
10%ルールでロスカットを実行した。
今はネットで自在にロスカットが指定できますが、10%反対売買をしていました。買って10%下がる株は見切り、上がっている場合は持続です。カラ売りしている場合も同じで自分の投資では現在でもこのルールは守っております。常時ボードを見ておられない人は自分で決めた値幅で絶対に逆指値を入れておくべきです。
複数銘柄もった場合損しているものから先に切る。
一般に複数銘柄もつと、利が乗ったものから利喰っていく傾向があります。僕は反対に利が乗っているものは残し損しているものを見切って乗り換えます。何度か繰り返すと全部利が乗ったものに変わります。特に信用取引はこの手法をとれば損しているものを先に切っていきますから、損を期日いっぱい引っ張る愚をしなくてすみます。
まだはもうなり、もうはまだなり。
要するの天井売りと底買いは出来ないから頭と尻尾はくれてやれという事です。1円を惜しんで100円損をしないために常に欲との決別を心がけています。
損切りは必ず成り行きで実行する。
相場の売り買いを間違ってロスが出たとき多くの人は少しでも損を減らそうと指値をします。下がる株価を追いかけて指値を変え、大抵の場合うまくいかず結果として思わぬ大損をする羽目になります。僕は損切りだけは長い経験で絶対成り行きに決めています。人生も同じで「見切り千両」という立派な先人訓があります。
過熱相場ではボードを離れて一息入れる。
暴騰や急落場面でボードを見ていると、もっと上がる、まだまだ下がると追い詰められた心理状態に追い込まれ、ついエイッと手を出して高値掴みしたり、底値を売ったりしてしまいます。大きな群集心理が働いた時にもっとも大商いで天底を形成します。僕は永年の経験からオシリがむずむずするほど居た堪れなくなった時は勇気を出してボードを離れコーヒーブレイクをします。100%ではありませんがこれで随分救われました。相場の天底はブラックホールのように引き込まれます。一番いいのはそうならないためにロスカットを機械的にやることですが「休むも相場」は渦中から少し離れて冷静な自分を取り戻します。
チャンスは前髪しかない
株式投資は常に決断の早さが求められます。どうしようどうしようと考えているうちに通り過ぎてしまいます。向かってくるところを決断して前髪を捕まえた人だけがチャンスをものに出来、通り過ぎてからでは捕まえられません。要するに「れば・たら」は通用しない世界です。特に迷ったときは大抵頭で損の計算をして躊躇するときです。こんなときこそ英断が必要です。普段から物事を即決する訓練も役に立ちます。
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